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| ■ 第3次試験流通 − 概要 |
[実施期間] 平成13年9月29日(土)〜平成15年3月31日(月) [参加者数] *試験流通開始時 総人数 : 441人 (介護福祉学校生161人含む) 性別人数 : 男154人、女287人 年齢範囲 : 7歳〜90歳 年齢区分 : 下表
[運用方法] ▼交換基準 時間単位 (1000クリン=60分、500クリン=30分、100クリン=自由) ▼依頼方式 コーディネータ制 : サービスの依頼者と提供者の連絡調整を行うコーディネータ(仲介役)を置いた仕組み
[参加者用ツール] |
| ▼クリン紙幣 デザインやサイズ等、基本的には第2次試験流通時と変更なし。第2次試験流通時に使用したのものと間違わないよう紙幣の色を変更。1000クリンは浅黄色、500クリンはクリーム色、100クリンは藤色とした。 試験流通スタート時に、参加者1人に対し3000クリン(1000クリン×2枚、500クリン×1枚、100クリン×5枚)づつ配布。 ▼交換手帳 「エコマネー支援システム」の導入により不必要となった。 ▼サービスメニュー表 「エコマネー支援システム」の導入により参加者への配布は不必要となった。システムエラー等、緊急時用としてコーディネータのみが所有。 *試験流通開始時の登録状況 サービスメニュー項目数 : 499項目(未登録項目含む) サービスメニュー提供登録項目数 : 299項目 延べ提供登録項目数 : 1804項目 ▼エコポイントカード・エコバッグ 環境への取り組みと日常の生活のなかでクリンを得る仕組みとして第2次試験流通から導入されている「エコポイント制度」。前回は交換手帳にエコポイントの押印欄を設けていましたが、交換手帳の廃止に伴い新たに「エコポイントカード」を作成。 1冊15枚綴のもので、1枚に5ポイント分の押印欄を設けており、5ポイント貯まった時点でカードを切り取って500クリンと交換できます。(第2次試験流通では10ポイントで1000クリンとその場で交換できましたが、流通と交換を促進するために5ポイントで500クリンと交換するようにしました) 切り取られたカードから、運営団体ではどの参加者がクリンと交換したかを把握するため、各カードの右上に「参加者No.」を付けています。表紙裏面には利用方法などについての説明も記載しています。 サイズは横95mm×縦55mm。試験流通スタート時に、参加者1人に対し1冊(15枚綴)配布。 また、参加者が「エコポイント制度」を利用するにあたり、買い物へ行く際にレジ袋の代わりに持っていく「エコバック」を研究会で製作しました。ペットボトルのリサイクルから生まれ環境に優しいバッグです。色は黒・紺・ベージュの3タイプで、研究会の特製ロゴマーク入り。研究会事務局にて1個1000円で販売。 |
【1000クリン】![]() 【500クリン】 ![]() 【100クリン】 ![]() 【クリン裏面】 ![]() 【エコポイントカード】 ![]() ![]() 【エコバッグ】 ![]() |
[具体的な取り組み] ▼参加者全員がコーディネータ(仲介者)制を利用 今回からエコマネーの運用が大きく変わりました。従来のサービス依頼方法は直接提供者に電話で依頼をする方式をとっていましたが、「知らない人には電話しづらい」「仲介してくれるところがあればいい」との意見が数多く寄せられたため、第2次試験流通では一部地域で「コーディネータ(仲介者)制」を導入した結果、直接電話依頼で行った一般参加者よりも約2倍の流通量を得る結果となりました。この結果から、今回はさらにステップアップし、15名のセンターコーディネータ、6名の地域コーディネータを配置して、サービスの依頼・提供時の連絡調整は参加者全員が必ずコーディネータを介して利用することになりました。 参加者は指定されたコーディネータへWeb(エコマネー支援システム)、電話、FAXのいずれかの方法での依頼が可能となっています。 ▼エコマネー支援システムの導入 全参加者にコーディネータ制を導入することから、より依頼内容に適切な提供者を探し出すことが求められます。そこで、参加者の情報をデータベース化し、提供者の抽出などコーディネータのマッチング作業の負担軽減を図る「エコマネー支援システム」を構築しました。 このシステムはインターネットを利用しブラウザ上で操作できるもので、パソコンを所有する参加者などは直接オンラインでのサービス登録・申込みができるほか、これによりメニュー表が必要なくなることから試験流通の随時参加も可能となり、不用意な個人情報の流出を防ぐことができるなど多くのメリットが期待できます。 また、パソコン操作が不慣れな地域コーディネータに対してはLモード端末を導入したことにより、センターコーディネータ側と双方向にマッチングデータをやり取りすることでコーディネート業務を行えるよう工夫しています。 今回のシステムの導入にあたっては、昨年より株式会社日立製作所研究開発本部が地域への社会貢献活動として、無償で「くりやまエコマネー研究会」と共同開発を進めてきたものです。 ▼エコマネー推進地区の拡大 第2次試験流通では、町内の新興住宅地を「推進地区」としてコーディネータ制を導入し、初めて流通の効果測定を行いました。その結果、直接電話依頼方式に比べ約2倍の流通量がありました。これにより、今回から全参加者に対しコーディネータ制による運用へと踏み切りましたが、より地域に根づいた仕組みとするため、町内・自治会を最小コミュニティという位置付けに基づき、今回もタイプの異なる4ヶ所を推進地区として取り組みを進めています。 推進地区では、その地域に住む人々や環境などをよく把握している方が「地域コーディネータ」として、その地域とセンターコーディネータのパイプ役を担っています。参加者はサービスの依頼を地域コーディネータに連絡することにより、地域コーディネータは提供者をその地域内から優先的に探すなど、より地域に密着したマッチング処理を行っています。 地域コーディネータは、推進地区のほかに学生全員が参加している北海道介護福祉学校にも配置しています。 ▼エコポイント制度の利用拡大 第2次試験流通より環境への(ごみの減量化)取り組みと、高齢者の方は普段サービス提供する機会が少なくクリンを貯めづらいということから、日常の生活のなかでも機会の多い「買い物」をしてクリンを貯めることのできる仕組みとして「エコポイント制度」を行っています。 前回は町内7店舗のスーパーマーケットの協賛により行いましたが、今回はスーパーマーケット、コンビニエンス・ストア、さらに商店街など計58店舗(試験流通開始時)の協賛によりエコポイントの利用範囲が拡大されました。 利用にあたってはレジ袋や包装等の取り組みのほか、協賛店独自のポイントメニューの取り組みも行っていきます。また、今回より協賛店から1ポイントにつき2円が運営団体(くりやまエコマネー研究会)に「緑の基金」として寄付され、エコマネーをとおして行われる環境美化活動に活用されます。 ▼子供の参加促進 第2次試験流通に引き続き、子供たちが参加しやすい仕組みを取り入れました。来年から小・中学校では、自ら学び、自ら考え、他人を思いやる心、たくましく生きるための健康や体力など“生きる力”を育むための「ゆとりの学習」が導入されます。地域におけるボランティア活動や地域資源を活用した体験の場となるよう、エコマネーを活動フィールドとして子どもたちにも積極的に活用してもらおうという試みです。
▼民間介護支援事業者との連携 今回は栗山町内にある介護保険受給者を支援している民間3ヶ所の介護支援事業者の協力を得て、エコマネー参加者による介護保険で賄えないサービスを地域ぐるみでサポートする取り組みを予定しました。
▼エコマネーの地域導入による効果測定 ニッセイ財団の助成事業により「エコマネーの地域導入による効果測定」として、杉岡直人氏・大内高雄氏(北星学園大学)、高橋紘士氏・森本佳樹氏(立教大学)、加藤敏春氏(エコマネー提唱者)、長谷川誓一(くりやまエコマネー研究会代表)ほかで、2年間にわたる第3次試験流通をフィールドとした研究が行なわれることが決定しました。 ▼その他のイベント クリンがより循環するための各種イベントを開催します。
▼研究会機関紙「クリン」の発行 くりやまエコマネー研究会発足より、各種イベントのご案内、クリンを利用した参加者からの声、研究会の活動報告など掲載し、活動の啓発を目的として発行してきた機関紙「クリン」を引き続き発行.発行時期は10月、12月、3月を予定。 |
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